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歯のクリーニングとは? ホワイトニングとは何が違うのか?

こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。

歯のクリーニングと歯のホワイトニングは、「歯を美しくするためのもの」という一点では共通しています。
しかしこの2つの間には、非常に大きな違いがあります。

ここでは、歯のクリーニングと歯のホワイトニングの違いを、5つの観点からお伝えします。

 

歯のクリーニングと歯のホワイトニング、6つの違い

歯のクリーニングと歯のホワイトニング(以下では、特記すべき事情がない限りは、クリーニング=歯のクリーニング、ホワイトニング=歯のホワイトニングを指す)は、似ているようで違うものです。

それを5つの点からお伝えします。

  1. 資格を保有していなければできないものか、そうではないか
  2. 目的の違い
  3. 施術内容の違い
  4. 保険が適用されるか、それとも適用されないか
  5. 歯をどこまで白くできるか

1つずつ解説していきます。

 

1.資格を保有していなければできないものか、そうではないか

クリーニングとホワイトニングでは、「行える場所」が違ってきます。
クリーニングの場合は歯科医院でしか受けることができませんが、ホワイトニングはエステサロンなどでも受けることができます。
これは、「その施設にいる人間が、どのような資格を持っているか」によって変わってきます。

詳しくは後述しますが、クリーニングの場合は歯垢(プラーク)などを取り除いていくことになります。そのため、口腔内に触れることが必要となります。このようなことができるのは、有資格者だけです。

しかしホワイトニングの場合、「セルフホワイトニング」というかたちであれば、患者様の口の中に手を入れずとも行うことが可能です。また歯のホワイトニングのときには特殊な光を照射するために機材を使用しますが、医療機関で取り扱っている機材よりもずっと弱い機材を使えば法に触れることはありません。

そのため、クリーニングは歯科医院でしかできないものであるのに対し、ホワイトニングは内容を選べば歯科医院以外でもできるのです。

ただ、歯科医院であれば当然クリーニングもホワイトニングもできます。そのため、特段の事情がなければ、歯科医院に行くことをおすすめします。

 

2.目的の違い

クリーニングとホワイトニングのもっとも大きな違いは、その「目的」にあります。

クリーニングの場合は、歯やその周りをきれいにし、口腔内を衛生的に保つことを主目的とします。この過程で歯が白くなることもありますが、歯の美観を整えることを第一の目的としているわけではありません。あくまで、歯垢(プラーク)や歯石の除去、磨き落としなどを除去して、口腔内をトラブルが起きにくい状態にすることが目的なのです。

また、歯のクリーニングの際に虫歯などが発見されることもあります。

しかしホワイトニングの場合は、歯を白く美しくすることを第一の目的にします。「白い歯」「美しい歯」を作ることを目指すものであり、歯の美観を整えるために行うものです。

 

3.施術内容の違い

目的が異なるため、クリーニングとホワイトニングでは施術内容も必然的に異なってきます。

クリーニングの場合は、まずは「どこが汚れているのか」「どこに磨き落としがあるのか」をチェックしていきます。その後に、歯垢(プラーク)や歯石を除去したり、歯を磨き上げたりします。最後にフッ素を配合したものを塗布したり、トリートメントを使ったりして完成です。なお、最後のこの工程を挟むことで、歯は強化されます。

対して、歯のホワイトニングには3つの種類があります。「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3つです(上で挙げた「自分で行うホワイトニング」である「セルフホワイトニング」を入れて4つとする場合もあります)。

オフィスホワイトニングの場合は、専用の薬剤を歯に使い、その上から薬剤を浸透させやすくするライトを当てる手法をとります。ちなみにホームホワイトニングは、薬剤を塗ったマウスピースを歯に着けて時間をかけて歯を白くしていくものであり、デュアルホワイトニングはこの2つを併用する方法をいいます。

使う薬剤も違えば、使う機材も異なります。

このため、同じ歯科医院で受ける場合であっても、クリーニングとホワイトニングではその施術内容が大きく違ってきます。

 

4.保険が適用されるか、それとも適用されないか

何度かお話してきていますが、クリーニングとホワイトニングは基本的な性質がまったく異なります。

クリーニングはあくまで「口腔内の環境を衛生的に健康的に保つためのもの」であるのに対し、ホワイトニングは「歯を美しくし、歯の美観を良くするためのもの」です。

日本では、医療行為を受ける際には「保険」が使えます。保険を使って医療行為を受けた場合、自己負担金は最大で3割までに抑えられます(収入や年齢によって自己負担額は異なります。また、ここでは触れませんが、高額医療制度などもあります)。

このため、「保険診療か、それとも保険診療外か」で、支払う金額は大きく異なります。

内容にもよりますが、クリーニングの場合は保険診療内で施術を受けられる可能性があります。これは、クリーニングが「人間の口内環境を健康に保ち、日々の生活を送るために必要な医療行為である」と判断されることがあるからです。

対してホワイトニングの場合は、保険は利きません。歯を漂白しなくても、人は健康的な生活を送れるからです。このため、ホワイトニングの場合は支払う金額が大きくなります。

なお、「クリーニングを希望しているが、保険診療内の治療となるか、それとも保険診療外になるかが判断できない」という方は、一度ハートデンタルクリーニングニック溝の口駅前医院にお問い合わせください。

 

5.歯をどこまで白くできるか

クリーニングとホワイトニングの違いとして、最後に、「歯をどこまで白くできるかが異なる」という点についても解説していきましょう。

クリーニングの場合は、あくまでもその目的は歯垢(プラーク)や歯石の除去であり、口腔内をトラブルの少ない状態にすることにあります。「歯垢(プラーク)や歯石、研き残しを除去したことで、結果的に歯が白くなること」はあっても、歯を白くすること自体は目的となりません。そのため、歯が白くなったように見えても、それは「汚れが取れて、その人の歯の本来の色に戻った」だけの話です。本来の歯よりも白くすることはできません。

しかしホワイトニングの場合は、薬剤を使って歯を白くしていく手法であるため、その人のもともとの歯の色よりも白くすることができます。「どこまで白くしたいか」を自分で選ぶこともできるため、自分好みの歯の色を作ることができるのです。

 

 

このように、クリーニングとホワイトニングでは、多くの違いがあります。クリーニングはホワイトニングの代わりにはなりませんし、またホワイトニングもクリーニングの代わりにはなりません。目的に応じて、クリーニングにするかホワイトニングにするかを選び分けていくことが必要です。

ただし、この2つは「どちらか片方しか選べないもの」ではありません。クリーニングをしたうえで、さらに歯を白くするためにホワイトニングを行う……などのように、併用していくことも可能です。

ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、歯のクリーニングやホワイトニングも行っています。不明点があれば丁寧にお答えしますので、疑問があればなんでもお問い合わせください。


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